冬のギフト・お歳暮ギフトのマナー
お歳暮ギフトのマナー

お歳暮ギフトとは?
お世話になっている人に1年の締めくくりに、お礼の気持ちとしてお届けする贈り物です。お歳暮ギフトを渡す時期はいつまで?
一般的に12月上旬から25日頃までに贈ります。
お歳暮ギフトの渡し方は?
事前に相手の予定を聞いて時間に遅れないように訪問しましょう。品が汚れないように紙袋・風呂敷で包んで、中身を取り出してから相手に差し出しましょう。
職場などで手渡しの場合は、持ち帰りやすいように手提げ袋付きが喜ばれます。
■郵送で贈る場合
事前に送る旨を伝え、受け取りに都合の良い時間を聞いてから、時間指定で配送すると良いでしょう。
配送で贈る場合は、必ず先に送り状を送付して、贈答品に添え状を付けるようにする必要があります。
お歳暮ギフトの金額相場・予算は?
お歳暮ギフトの「のし」のマナー
■のし上(表書き)の書き方は、一般的にのし袋、のし紙の表書きには「御歳暮」を使います。
お歳暮ギフトにNGな贈り物とは?
基本的にはお中元など様々な贈り物も含めて、以下の品物は適さないので、特別な意味や関係性がある以外は避けたほうが無難です。
■はさみや・刃物
刃物は「縁を断ち切る「切れる」」という意味にも取れるため。
■花・植物
不吉な意味をあらわす花言葉もあるため。
■靴・マット・スリッパ
「踏みつける」ととらえかねないため。
■下着類・靴下
「みすぼらしい格好をしているので新調しては」ととらえかねないため。
■ハンカチ
ハンカチは日本語では「手巾(てきれ)」といいます、この言葉が「手切れ」=絶交という意味に通じますので避けましょう。
■4・9など語呂合わせに関係する物
4は「死」、9は「苦」と連想するので避けましょう。代表的なものは「櫛(くし)」で、9と4が「苦死」を意味するので避けましょう。
■目上の人への時計や鞄
「勤勉」を促す品物ともとらえられ、「もっと働いて」と解釈されかねないので避けましょう。