お供えギフトのマナー

お供えのマナー

お供え ギフトマナー







お供えとは?

お盆・お彼岸などの法事や法要、命日に贈ります。自分で仏壇などに供えず、相手に両手で渡しましょう。

お祝いとは異なり「宗教・宗派」や「地域」によって内容が異なりますので、事前に調べておきましょう。






お供えを渡す時期はいつまで?


2.3日までを目安に送るようにするのがよいでしょう。








お供えの渡し方は?


掛け紙が手渡しと配送で異なります。手渡しの場合は包装紙の上から掛け紙をつける「外掛け(外のし)」、郵送の場合は掛け紙をつけてから包装紙で包む「内掛け(内のし)」が適しています。



お供えの金額相場・予算は?

●親族や親しい友人:5,000円~10,000円

●一般的な関係:3,000円~5,000円






お供えの「掛け紙」のマナー


お供えに使うのは「のし」ではなく「掛け紙」です。 一般的には「黒白または黄白・双銀の水引」で「結び切り」という掛け紙を使います。「結び切り」は「本結び」で、一度結ぶと解けない結び方で、繰り返しを好まない弔事で使われます。

一般的な表書きは「御供」「御香料」と書きます。






お供えにNGな贈り物とは?

基本的にはお中元など様々な贈り物も含めて、以下の品物は適さないので、特別な意味や関係性がある以外は避けたほうが無難です。



■生鮮食品
酒類や鰹節、昆布など慶事に使う品や縁起物。


■現金・金券


■赤やピンク、オレンジなど派手で濃い色の花


■はさみや・刃物
刃物は「縁を断ち切る「切れる」」という意味にも取れるため。


■靴・マット・スリッパ
「踏みつける」ととらえかねないため。


■下着類・靴下
「みすぼらしい格好をしているので新調しては」ととらえかねないため。


■ハンカチ
ハンカチは日本語では「手巾(てきれ)」といいます、この言葉が「手切れ」=絶交という意味に通じますので避けましょう。


■4・9など語呂合わせに関係する物
4は「死」、9は「苦」と連想するので避けましょう。代表的なものは「櫛(くし)」で、9と4が「苦死」を意味するので避けましょう。


■目上の人への時計や鞄
「勤勉」を促す品物ともとらえられ、「もっと働いて」と解釈されかねないので避けましょう。