就職・新生活祝いギフトのマナー

就職・新生活祝いギフトのマナー

就職祝い ギフトマナー







就職・新生活祝いギフトとは?

「就職祝い」は、無事に就職を迎えた人の労をねぎらったり、お祝いや応援の気持ち込めて贈るギフトです。
「新生活祝い」は新生活の前途を祝うギフトです。






就職・新生活祝いギフトを渡す時期はいつまで?

就職祝いは入社後の1ヵ月以内が一般的と言われています。






就職・新生活祝いギフトの渡し方は?

■直接手渡しの場合

事前に相手の予定を聞いて時間に遅れないように訪問しましょう。品が汚れないように紙袋・風呂敷で包んで、中身を取り出してから相手に差し出しましょう。
職場などで手渡しの場合は、持ち帰りやすいように手提げ袋付きが喜ばれます。


■郵送で贈る場合

事前に送る旨を伝え、受け取りに都合の良い時間を聞いてから、時間指定で配送すると良いでしょう。
配送で贈る場合は、必ず先に送り状を送付して、贈答品に添え状を付けるようにする必要があります。






就職・新生活祝いギフトの金額相場・予算は?

●自分の子供:3万円

●孫:3万円~5万円

●兄弟・姉妹:2~3万円

●甥・姪:1~2万円

●それ以外の親戚::5千円~1万円






就職・新生活祝いギフトの「のし」のマナー

■水引:色は「紅白」、結びは「蝶結び」、水切りは7本がおすすめ

■のし上(表書き)の書き方は、一般的にのし袋、のし紙の表書きには「就職御祝」「祝御就職」「御祝」を使います。






就職・新生活祝いギフトにNGな贈り物とは?

基本的にはお中元やお歳暮も含めて、以下の品物は適さないので、特別な意味や関係性がある以外は避けたほうが無難です。



■はさみや・刃物
刃物は「縁を断ち切る「切れる」」という意味にも取れるため。


■花・植物
不吉な意味をあらわす花言葉もあるため。


■靴・マット・スリッパ
「踏みつける」ととらえかねないため。


■下着類・靴下
「みすぼらしい格好をしているので新調しては」ととらえかねないため。


■ハンカチ
ハンカチは日本語では「手巾(てきれ)」といいます、この言葉が「手切れ」=絶交という意味に通じますので避けましょう。


■4・9など語呂合わせに関係する物
4は「死」、9は「苦」と連想するので避けましょう。代表的なものは「櫛(くし)」で、9と4が「苦死」を意味するので避けましょう。


■目上の人への時計や鞄
「勤勉」を促す品物ともとらえられ、「もっと働いて」と解釈されかねないので避けましょう。